壁面インスタレーション | 函箱雑記帖
造形作家岩田美智子の展覧会案内、日常のいろいろなど。
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壁面インスタレーション
今年前半の2つの展覧会のおさらいです。2つの場所で主に壁面を使ったインスタレーションを試みました。

先ずは4月に奈良 秋篠の森のガラスの小屋。一面ガラス張りで庭の木々の緑が目にも美しい。


一方の壁は白い板貼り。この壁面に自在に釘打ち、画鋲刺しをしながら作品を取り付けてゆく。
壁一面が1つの大きなインスタレーション作品に思えるように位置をずらしながら配置を決めてゆく。はい、愉しいです!
板壁はいい。いくらでも自由にピン刺し穴あけられる。それだけのことでありがたや。
ときにはギャラリーでありながら自在に壁面を利用できないところがあって(壁が漆喰だったり硬いコンクリートだったりで、)作品を展示するのに困る事がある。
なんなら仮設壁作っちゃいましょうか?くらいのプロ的ノリが作家にもオーナーにも欲しいところ。

それを存分にやれたのがパリのgallery Mercier et Associes というギャラリーだったなぁ。


元は写真ラボだったという古びた石壁にドリルで穴あけてくれたオーナーのガッツ、ありがたかったです。
その時の事は2016年のブログに書いてあるので興味ある方はバックナンバーで読んで頂ければ。

そして6月には伊賀のギャラリーやまほんでの展示。


ここも元は陶器の工場だった広い空間で壁の仕様は所どころクラックの入った白い漆喰壁だったけど小さな釘やピンも自在に刺せたので助かった。
間の妙を考えながら時にはクラックを活かしながら作品を配置してゆく。
全体を見渡せばなんだか脆弱なボルダリングのようで「登るな危険!」と注意書きしたくなる(笑)

そして今年から立体的コラージュの為の枠フレームを制作するようにした。
このフレームが結構いい仕事をしてくれる。
上に載せたり隙間に入れたり磁石を付ければアクロバット的な?作品配置も可能。


枠1つ+箱やオブジェが2つ3つ有れば幾通りもの立体的な組み合わせができる。
アトリエでの時間も最終的にはこの組み合わせや配置を決めるのに結構費やした。
現場(ギャラリー)に持ち込んでみると違う見え方がしてそこで又迷ったりと。
前半の2つの展示を終えてこれからの課題も見えてきたしやはり作品を発表するということは一番の標べになるものです。
今年後半は9月に北京、11月は蒲郡、12月は福岡と展示する機会もまだまだ続きます。
どこかでこのフレームコラージュを見て頂ければ嬉しいものです。
そしておひとつお家にどうですか?
案外愉しいかも!
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